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根付を観る

根付は、世界中で「Netsuke」と呼ばれる我が国固有の小芸術品です。モチーフは、人物・動植物・器物、故事に習俗、そして能や歌舞伎といった芸能、さらには空想上の霊獣・妖怪など多種多様です。根付の丸みを持たせた独特の「カタチ」に宿る、遊び心、洒落心、謎かけ、物語性…、根付の楽しみ方は、根付の数だけあると言えるでしょう。

Appreciating 根付を観る

Special Exhibition 企画展企画展

4月 「継承と革新」展(1970年代) 開催期間:2023/04/01 (土) ~ 2023/04/30 (日)
1970年は従来の工房制から一作家一作主義を掲げる現代根付運動が始まりました。現代的な感性を大切にし、装飾を抑えた簡潔な造形の清新な印象を持つ作品をご紹介します。
5月 「遊び心と表現」展(1980年~1990年代) 開催期間:2023/05/02 (火) ~ 2023/05/31 (水)
80年代は動勢を活かす造形、90年代はミニチュア的な作品が数多く発表されました。80年代の造形主義から90年代の再現性を求めた作品への変遷をご覧下さい。
6月 「再構築と視覚化」展(2000年代~) 開催期間:2023/06/01 (木) ~ 2023/06/30 (金)
ネットの普及とともに根付を初めて知った、多様な背景を持つ根付作家が登場しました。主観的世界や独自の物語性を再構築した作品の数々をご覧ください。

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1月 「根付の神様」展 開催期間:2023/01/06 (金) ~ 2023/01/31 (火)
今展覧会には様々な神々が集合し、新年を寿ぎます。日本では古来より神々に様々なお願い事を叶えてもらおうと祈りをささげてきました。霊験あらたかな根付の神様をお迎えし、諸願成就を祈念します。
2月 「根付の食卓」展 開催期間:2023/02/01 (水) ~ 2023/02/28 (火)
いつの時代も、どの場所でも変わらない幸せのひとつは食事です。日常を彩り、賑わいを与える食卓を中心に料理を題材にした根付を紹介します。
3月 「根付歳時記」展 開催期間:2023/03/01 (水) ~ 2023/03/31 (金)
日本人は季節ごとの行事や習慣、風物を大切にしてきました。根付にも受け継がれてきた日本人の心を浮かび上がらせつつ、春夏秋冬の風物詩を巡ります。
4月 「継承と革新」展(1970年代) 開催期間:2023/04/01 (土) ~ 2023/04/30 (日)
1970年は従来の工房制から一作家一作主義を掲げる現代根付運動が始まりました。現代的な感性を大切にし、装飾を抑えた簡潔な造形の清新な印象を持つ作品をご紹介します。
5月 「遊び心と表現」展(1980年~1990年代) 開催期間:2023/05/02 (火) ~ 2023/05/31 (水)
80年代は動勢を活かす造形、90年代はミニチュア的な作品が数多く発表されました。80年代の造形主義から90年代の再現性を求めた作品への変遷をご覧下さい。
6月 「再構築と視覚化」展(2000年代~) 開催期間:2023/06/01 (木) ~ 2023/06/30 (金)
ネットの普及とともに根付を初めて知った、多様な背景を持つ根付作家が登場しました。主観的世界や独自の物語性を再構築した作品の数々をご覧ください。

EXHIBITION企画展と常設展

5000点を超える収蔵品の中から、毎月一つのテーマで根付の新しい魅力を発信する企画展を開催しています。また常設展は3ヶ月ごとに根付を入れ替えて展覧します。

京都 清宗根付館は、根付に関する専門美術館です。現代根付を中心に、200有余年前の武家屋敷の風格を生かした建造物の、一階と二階の展示室に厳選された約400点を展示しています。

architecture

ARCHITECTURE建造物

建造物イメージ

京都 清宗根付館の建物は、京都市指定有形文化財に登録された、市内に唯一現存する式台玄関を持つ武家屋敷です。

京都 清宗根付館が位置するのは、中世、京の都の西端とされた「壬生(みぶ)」です。この地は、江戸時代、武士でありながら帰農した壬生郷士(みぶごうし)たちが暮らしたことで知られています。当館も、壬生郷士・神先家(かんざきけ)の住宅として文政三年(1820)に建てられました。当時の武家屋敷の風格と佇まいを伝えつつ、内装に作庭、照明に至るまで、現代の京の匠の技を活かして改修しました。

建造物イメージ2
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